40歳は人生の曲がり角。

何となく、毎日のこと。

双子に生まれて。

私は双子の、いわゆる「片割れ」です。

この話題を自らするのも、片割れと呼ばれることも、本当に嫌です。

嫌だから、あえて書きます。
以下は、あくまで個人的な意見です。

私が双子だというと、

いいなぁ。
私も双子に生まれたかった。
入れ替わってもばれないんじゃないの?
おんなじ人を好きになったことある?

と、大体聞かれます。

そんなこと、聞かれたくありません!
放っておいてください!

そうやって言ってくる人にも、兄弟姉妹がいたり、一人っ子だとしても親御さんや親戚がいらっしゃるでしょう。

でも、何かある度に「兄弟(姉妹、親戚)と同じ人生を歩むのか」と聞かれますか?
聞きますか?

何故わざわざ、聞かれなくてはならないのか。
そして、私が「その話題は嫌だ」と言っても理解してくださらない場合の多いこと!

「双子っていいな」
何が?
どうして?

「楽しそう」
「世の中におんなじ顔の人がもう一人いるんだよ」

その為に、苦しい生活を強いられる場合もあるんです。
無駄に、比較されながら生きているんです。
双子で生まれて良かったことなんて、人生を振り返っても思い出せません。
間違えられる、面白がられる、変なものを見る目で見られる。

生んでくれた両親や、妹(いわゆる私の「もう片割れ」です。)には、本当に感謝しています。
そして、親にも妹にも、本当に迷惑かけながら生きています。
だからこそ、私が双子に生まれたことを嫌だとは言えません。

でも、でも、でも。

私は、出来ることなら「普通の」兄弟に生まれたかった。

双子を楽しそうでいいな、と思う人。
羨ましいな、と本気で思う人。
何故そんな風に思えるのか細かく教えていただきたいです。
無い物ねだり?
隣の芝生は青く見える?

是非、教えてください。